カテゴリ:フランスのはなし( 70 )

クグロフ(フランス)

クグロフは、フランスアルザス地方に伝わるイーストを使ったお菓子
(ドイツ・オーストリアのケーキタイプもあります)
陶器で作った、真ん中に穴の開いた方で焼くのが特徴
私は昔からこのお菓子が好きで、フランスへ研修に行く時、クグロフを作りたいのでアルザスへの研修を希望しました

久しぶりにフランス時代の写真を引っ張り出しますね
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アルザスではよくクグロフを食べていました。
チェーン店のも、パティスリーのも。
ブリオッシュ程ではないけど、バターと卵が多いリッチな生地で、
たっぷり空気を含み、ふんわり優しい口当たりで、ほんのり甘い
おやつに最適なお菓子でした。


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買ったらいつも、手で大きく割って断面を写真に撮ってました。
お店によって断面図も色々。色合いも黄色っぽい物から白っぽい物もあり、パサついた感じの物も、密で目のつまった感じの物もありました
共通なのはレーズンが入っているってこと。


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これは写真で見るだけで、リッチでしっとりしたタイプ
もう忘れたけど。
これくらいのサイズは一瞬でお腹の中へ入っていってしまうのよね〜恐ろしいわ。。クグロフ


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アルザスのクリスマス市
買ってから、粉糖を振ってくれます
左下のは「マナラ」(サン・ニコラ)というクリスマスに食べられるブリオッシュ
これもアルザスの名物です。
アルザスは豊かな土地で、果物も豊富なので、名物も多いのです
全体にリッチなお菓子が多い。イースト菓子やブリオッシュも然りです





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これはパリで製菓学校に一ヶ月だけ行ってた時、授業で作ったクグロフ
食べた瞬間に「お菓子だ」と思うような、優しくてリッチで軽いクグロフ
粉糖を振るだけの物が多いですが、伝統的なのは、溶かしバターをぬり、グラニュー糖をまぶした物らしいです。
グラニュー糖をまぶしてあると、食べた時にじゃりじゃりとした砂糖が口に入って、より甘みを感じます
私は伝統的なグラニュー糖をまぶすタイプが好き。甘党ですから!



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パリ、ピエール・エルメのクグロフ
オレンジの花の水で香りをつけたという小さいクグロフ
グラニュー糖をまぶしたタイプでした。
小さいのは、どうしてもパサつきがちなので、ちょっと苦手です。


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パリ、アルノー・ラエールのクグロフミニサイズ
これはすごく美味しくて記憶に残っています
小さいサイズなのに、パサついた感じが全然なくて、ふんわり軽くて優しい
グラニュー糖がたっぷりまぶしてあるけど、甘ったるくなる程じゃない
すごく美味しかったです



*********************
アルザス時代のクグロフはもっともっと写真があるけど、ピンぼけしてたり、ぐちゃぐちゃの部屋が写り込んでたり。。。まともな写真が少ない。。
まぁ、見た目はほとんど一緒です。クグロフですからね〜

クグロフはイーストを使うので、菓子パンみたいに思われがちですが、
菓子パンって言うより、お菓子のカテゴリーに入っていると思っています
パン屋さんが作るとパンに近くなりますが、私は菓子屋なので、お菓子としてのクグロフを作っています
食べた時にお菓子だな〜って思っていただけるよう頑張ってます

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by pooh-gamo4 | 2011-11-06 13:39 | フランスのはなし | Trackback

リンツァトルテ

さて、タルト・リンツァのお話なのですが
これはアルザス地方の名菓なので、まず私が食べてきたタルト・リンツェのご紹介
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これはコルマールについてすぐにホテルの近くのパティスリーで買ったもの
私が知っているウィーン菓子のリンツァトルテとイメージが違ったので驚きました
ドイツに近いのでドイツ菓子やウィーンのお菓子が変化したものをよく見かけます


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これは私が働いてたシャルル・シュミットのもの
私がお店で出しているタルト・リンツァの形と同じです。私のはシュミットのをそのまま小さくしたバージョンです。レシピは違いますが。
他のお店でも色々食べたのですが、シュミットのものが一番美味しかった
一口めは普通のタルトなのに、噛むほどにじわじわうまみが出てすごい滋味溢れるお菓子だったです!
一度作るのを手伝いましたよ。
シュミットでいろんなお菓子を食べさせてもらいましたが、このお店は本当に美味しいお菓子を作るお店で働いてて面白かったです。
特には私は生ケーキを作るとこじゃなく、パンとかタルトとか焼き菓子類の製造を手伝っていて、オーナーのシュミット氏の次の地位にあるミッシェル(おっちゃん)のお手伝いが主な仕事でした
ミッシェルはすっっごい職人で素早く鮮やか!出来は完璧!その動きを見ているだけで勉強になるような人でした。
いつもダメ出しされてて、未だに店でタルトを敷き込む時には「そう言えばミッシェルは。。」とか「ミッシェルが見たら駄目って言われるんじゃ。。」などと思い出すのです
タルトの敷き込みは以前に比べて上達したと思うよ!>ミッシェル
このリンツもすばらしい手際で説明を聞きつつ手伝っているうちにいつの間にか十数枚のタルトが出来上がっていくのでした(成形までして冷凍してました)


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クッキー屋さんと言うのがあってクッキーの量り売りやマカロン(パリ風のマカロンじゃなく、ネチっとした食感で星形で絞り出してある)、パン・デピスなどがあります
観光地なのでいかにもな感じですが散歩しながら食べるとちょー幸せ
何度もお世話になりました。
リンツァももちろん置いてます。お土産屋さんのせいかぴっちり包装していて日持ちする感じ


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これは住んでいた寮のようなところの近くのお菓子屋さん
いかにも近所の家族経営のお菓子屋と言う風情で
お世辞にも繊細であるとか丁寧な仕事とは言えないお菓子が並んでいました
結構かわいいリンツです。味はまぁまぁ


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これは中心街にあるケーキ屋さんのリンツ
下はチェリーのタルト。だったような気がする〜
いつもケーキを買ったらそこら辺に座って食べてました。中心街(すごい小さい中心街だけど)はいつも散歩してたのでこのケーキ屋さんにも何度もお世話に。
日本に帰って知りましたがLEEのフランス地方特集みたいな時に載ってましたよ。
でもシュミットの方が断然美味しいけどね〜

ウィーン風のリンツァトルテは四角く焼いているものが多いですが、アルザスで見かけるのは上の写真のように丸く焼いているものばかり
生地の雰囲気もいかにも焼き菓子っぽいウィーンに対しアルザスはさっくりしたタルト
グロゼイユのジャムを使う事が多いウィーン、フランボワーズを使うアルザス
同じなのはリンツ格子と呼ばれる格子模様に仕上げる事くらいです
同じお菓子でもウィーンとアルザス地方では全く違うお菓子です

ウィーンの本場モノは食べた事ないけど、私はどちらも好きでした
働いたのが春夏の暑い時期だったのであまり食べなかったけど
秋冬の寒い時期にはどっしりしていてより美味しく感じられるお菓子じゃないかと思います

明日はpoohのリンツをご紹介!
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by pooh-gamo4 | 2007-11-08 21:04 | フランスのはなし | Trackback

総括2

写真はランダムです
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3000枚以上の写真を年間で撮りました
そのほんの一部だけですがお楽しみ頂ければ。。
楽しかったです。一年あっという間
パリに残りたかったけど、帰ります
パリは私にとって憧れの地であり続けるでしょう

このブログを見て下さってありがとうございました(まだ続きますよ!)
一年待っていてくれてありがとうございました
フランスでお世話になったパティスリーの先輩やシェフたちどうもお疲れ様でした(笑)そしてありがとうございました
ヨクサル娘を快く送り出してくれ、サポートしてくれた家族に感謝です。ありがとうございます
一人では絶対無理でした
待っていてくれる人や叱咤激励してくれる人達のおかげです
もうしばらく日本でがんばってみようと思います
そしてまたフランスに行きたいです。行きます
語学の楽しさを実感したので(全然通じないけど)フランス語も磨いてもうちょっとお喋り出来るようになりたい!

パリよさらば!
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by pooh-gamo4 | 2007-03-15 01:53 | フランスのはなし | Trackback

総括1

さて、パリでの日々も今夜限り
文章をだらだら書いても退屈でしょう。泣き言を言うのが落ちです
写真を載せます。重いですよ!ごめんなさい
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by pooh-gamo4 | 2007-03-15 01:44 | フランスのはなし | Trackback

挨拶して来た

15日が帰国なので後本当にちょっと!さみし〜かえりたくな〜い!
今日はプラディエに挨拶に行ってきました
電話があるはずだったのに、こないので昨日一応行ったら「お昼においで、一緒に食べよう」と言ってくれたので厚かましくもただ飯食い
皆に久々にあえて本当に楽しかったです。はしゃぎまくったよ。ホント
パリの職場は本当に忙しくて目まぐるしく疲れたけど
大声出してがんがん働くのは嫌いじゃない(基本的肉体労働向き?)
久々に活気のある職場をみて羨ましかったです

お昼をお腹いっぱい食べて、話を色々。。と言いたい所ですが、
しばらく喋ってなかったので本当にフランス語忘れたわ!ぎゃ〜!!
皆にオ〜ララ〜シノブ〜!を連発された
新しいマカロンがジャンジャンブル(生姜)でぴりっとクセがあって本当に美味しい
プラディエのマカロンが一番旨いと思う
ジャンジャンブルの発音が悪く、通じない!何度も直される
ジュアンジャンボゥ〜ッて感じ?何度言ってもダメ出しされた
写真を撮らせてもらい、マカロンを箱一杯にいただく!
すっっごいうれしい!家族へ最高のお土産です。なんちて。。半分位私が食ったりしてね。。
肝心のシェフが風邪で午前中で帰っちゃって写真取れなかった!
つーかお礼できないよ!ダメだよ全くシェフ風邪ひき過ぎ
シェフは目まぐるしく働く。一番働くしもちろん仕事も一番多い
30過ぎたらもっと身体をいたわらないとね。休めって言う信号なんだよ。風邪は!
お大事に!

男前ばっかの職場って良いよな〜(笑)変人ばっかだったけどね。。
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by pooh-gamo4 | 2007-03-14 04:40 | フランスのはなし | Trackback

確かなクオリティ

実はルノートルに行くのは今回が初めて
高級なお店でしたよ。レジにはスーツのお兄さんが恭しく「ボンジュール。マダム」
わたくしも精一杯高級チックな笑みを浮かべてボンジュールと言ってみました。成功したかどうかは分かんない。。
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ちょっと写真が暗すぎます。ごめんなさい
左がタルト・サンク・ノワ・オ・ポム(だったかな〜?←こればっかり!)右がムラング・ア・ラ・シャンティ
ルノートルはプロ向けの本なども有名ですね。私もシェフに貸してもらったのがルノートルの本で基本をしっかり押さえておいて、アレンジも理に適った様なまじめな本でした
写真の見せ方など、今をときめくトップパティシエの本にはいささか見劣りがしますが、ちゃんと作るにはルノートルの本は良いなぁ
その本がそのまま店頭に列んだようなタルト
タルトポムの進化版ですが、とっても凝った作りで驚きです
下のタルトの食感も、クルミの風味もシナモンのクレームパティシエールのバランスも上のコンポートもひとつひとつのパーツを手をかけて作っています。その上での全体のまとまり
なるほどっ
右のムラング・ア・ラ・シャンティはただクリームが一杯食べたい気分だったのです。。
ムラングの割合がやや多くて、生クリームが少なく感じてちょっと残念
一杯クリーム食べたかったの〜!
ムラング自体はきっちり作ってありました。やっぱりな〜



さて、アルノー・ラエールも初めて。ここは割と新しいお店ですよね
18区の閑静な住宅街にあり、オレンジの外観が人目を引きます
お店はショコラティエとパティスリーをあわせた様な感じで、お菓子もチョコレートを使ったケーキが圧倒的に多い
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タルト・シトロン
きっちり作ってあります。とてもスタンダードでクリームはちゃんと酸味がありますが、きつすぎること無くクリーミー
上はイタリアンメレンゲじゃ無くて、ムラングが乗っています
私はタルトシトロンのイタリアンメレンゲの滑らかさが好きなのでちょっと残念だ
一緒に付いていたシトロン・コンフィはなかなかのお味


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イヴォワール(たぶん)
真っ黒なグラッサージュのチョコレートケーキにも目を惹かれましたが、外が暖かかったので何だか白い物に惹かれるわ〜
ホワイトチョコのムースで、普通のムースみたいにムースの上にチョコを吹きかけたんじゃ無く、ホワイトチョコのドーム型の中にホワイトチョコのムースを入れてありました
上をぱきっと砕いて食べる。良い演出&食感も良い
昔はホワイトチョコのケーキというのは甘いばっかりの印象がありませんでしたか?
今は本当にどのパティスリーもホワイトチョコの扱いが上手になって美味しいケーキを作ります
詳細全く覚えてませんが。。普通のムースよりややバブルな感じでとても軽い作り
ムースはこのケーキしか知らないのでこのお店の特徴なのかは分かりかねますが、軽ーく作ってあるので甘みがあってもしつこくないんだろうなぁ
このお店はムースが得意なお店ね


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ミニ・クグロフ
クグロフフリークにして、コルマールに居た経験のある私にとってパリのクグロフはイマイチとしか言いようがない!とっても不満があったのです
しか〜し!アルノーラエールのクグロフ超旨い!
ただでさえ乾燥しがちになるミニサイズなのにこのふんわり感!
しっとりしていながらとても軽く風味ゆたか
上にグラニュー糖をたっぷりまぶしてあって、トラディショナルな装い!ジョリジョリ好き!
コルマールに引けを取らないすばらしいクグロフであります
他にもホンットに美味しそうな色つやのクイニーアマンなどもあり心惹かれました!
お店の人も親切で、荷物を抱えてたら一緒に大きな袋に入れてくれたり
レジの所にあるちょっと欠けちゃったチョコレートを試食させてくれたり。気分良く買い物出来ました

さて、アルノーラエールとルノートル両方で感じたのは
クオリティの高さ。
このケーキはあまり好きじゃないとか、このケーキは他の店の方が好きとか
そういう好みは人それぞれあるし一概にこのお店が一番とは当てはめられません
しかし、この2店は「パリでどこに行ったら美味しいお菓子が食べられる?」と聞かれた時
アルノーラエールとルノートルなら間違いがないよ。好みはあるけど絶対美味しいから!と言えます
それは個人の好みを別としてこの2店は基本をきっちり押さえ、丁寧に仕事をしているとお菓子を食べて感じたからです
全部を食べずに言い切るのは危険ですが、おそらく他のお菓子も同じように丁寧に作ってあることでしょう
頑固さとプライドを垣間見た気がします。すばらしい!
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by pooh-gamo4 | 2007-03-14 03:17 | フランスのはなし | Trackback

ローズベーカリー

今回一番の発見&心から感動したお菓子ローズベーカリー
以下、名前全て適当です
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えーと、覚えてないというか値札すらない時が多いのです
上がスコーン、右下がデーツとかフルーツのペーストを中に挟んだグラノラバーみたいなの
左が乳製品を使っていないというフルーツたっぷりのパウンドケーキ
以前スコーンを食べた時にベーキングパウダー特有の苦みを感じたと書いたことがありましたが、今回はそんな事も無く。お店にこんなゴツゴツッとしたスコーンがあったら買わずにいられますか?
グラノラバーは中のフルーツのペーストも微妙に酸味がありながらねっとりとした甘さ
上のクランブルかグラノラか分からないけど、ざっくりした食感とのコントラストがすばらしい
しっかり甘みがついていながらしつこくない
めちゃめちゃボリュームもあってお腹いっぱい!おいしい〜
フルーツケーキ(?)は普通のパウンドの味では無い
パヴェ・フリュイというのが正しいのではないか?セミドライのフルーツを練り合わせて焼いたような独特のねっとりした食感
生地らしい所はほとんどない
沢山食べるともたれてしまうけど、この贅沢感はなんだろう
このケーキについてはすごく感じ入る所が多かったのですが、ちゃんと書くのは難しいので割愛します。ごめんなさい〜


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左からブラウニー、レモンのパウンドだっけ?忘れた、ベリーのパウンド、レモンとポレンタのケーキ、ピスタチオのパウンド
ブラウニーが超ねっとりというか中本当に火を入れたのかしら?位
ブラウニーはもうちょっとしっかり焼いてあるのが好みです
ヘーゼルナッツがたっぷり入ってて翌日食べた方が美味しかった
パウンド類はおしなべて旨い。日本のパウンドケーキに非常によくにています
コルマールで働いた時にパウンドケーキを作ったのですが、根本的に作り方が違ってびっくりしました(他の店は知らない)作りかが違うっつー事は味も違うのです
ここは日本と同じ様に作るんではなかろうか?生地も締まっていて美味しい。とても食べやすい
毎回違うパウンドケーキを見かけるのでついつい買ってしまいます!
レモンとポレンタ(とうもろこしの粉)は乳製品が入っていないようです(卵は入ってる)
普通のパウンドと遜色ない仕上がりで風味もとても良い
これはなかなかすばらしいではありませんか!


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タルト・オ・ポム
リンゴは皮付きのままスライスしてタルト、アーモンドクリーム、リンゴ、ブルーベリー(?)
タルトはフランスのパティスリーに一日の長があるように思います
とは言え旨い
割と薄めのタルト生地はサックサクでリンゴ自体も美味しいです
たいへん家庭的な味がします


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クランブル
いつもは一人サイズで作ってあるようですが、私が買った時はかなり大きめのサイズ
やっぱりリンゴは皮付きのままで
上のクランブルもかなりがっちりした食感
中の水分がすごいのです!スープみたい!果物のスープがすごく美味しい!
この水分量に感心したのと、これだけの水分ながら翌日も上のクランブルが水分を吸っていない!なぜだ
手軽なお持ち帰りデザートに感激です
クランブルは私もずっとやりたかったお菓子なので帰ったら色々挑戦しようっと!
色んな果物を組み合わせると季節感が出てきっと美味しいですよね!


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リコッタのチーズケーキ
すっっっっっごい美味しい!横の冷蔵スペースに無造作におかれているので売り物かどうかも分からない状態です。でもちゃんと売っているようです(笑)
ミルキーな感じが強くて、ここら辺がクリームチーズと根本から違うのでしょう
滑らかなことクリームの如し!ですよ
こってりしたミルクのクリームを食べているようで、実にさっぱりとした後味
下の台もざっくりとしていながら穀類の食感をしっかり感じることが出来ます
なんと美味しいのか!3、4個はぺろっと食べてしまいそうです
ちなみに、他の日にも買ったら前日のケーキだったようで、少し台が水分を吸っていたのとクリームが締まってややクリーミーさに欠けた印象。でも2日目もなかなかイケルようです


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上がバナナとチョコレート、下がナッツのパウンド
バナナが完全にピュレ状にしてあるようで個人的に残念。やや締まった印象
ナッツのパウンドはナッツからの油脂分でしょうか?入れてもらった箱が黄色に染まりました
バナナのがっちりした食感とは対照的にとても柔らかくて脆い
ナッツはとても細かく刻んであって生地と一体になっています
とっても美味しい!大好きナッツのパウンド!中毒性がありますよ。とまらない〜


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こういうクッキーが天板にそのまま並べてあって私に訴えかけるのです〜!!
ごくノーマルな型抜きクッキーですが、めちゃめちゃバターが入ってます。びっくりするほど!
形から想像も付かないほど濃厚なクッキーですよ
結構厚みもあるので、腹持ちも良し
一枚鞄の中に入れて持ち歩いたら幸せでしたよ
鞄の中にちょっと甘いものがある!しかもローズベーカリーのクッキー!なんて楽しい散歩かしら


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お昼前に行ったらキッシュが山積みにされていて美味しそう。
キノコのキッシュを買ってみました
下のタルト生地はややパイに近い食感。ものすごい力強い!がりっがりっとしていて
これまたとてもバターが多くて油が食べる度にしみ出るようです
ちょっと揚げ焼きしたような感覚
キノコがとてもおいしくて甘〜い!具も沢山入っているので大満足


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上手く写真が撮れなくてまるでカボチャのタルトですが、栗のタルトです
脆いココアのタルトの上にクレームブリュレのような栗のペーストが入ったアパレイユ
アパレイユ自体は非常に濃厚でクリーミーでおいしいのですが
ややバランスを欠いている気がします。少なくとも上のチョコは要らないな


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上の型抜きクッキーと同じ型でしょうか?パイ生地の真ん中に少しだけアーモンドクリームを乗せてあって、リンゴの薄切りが乗っています
ここは生地にすごくバターを入れる習慣(?)があるのでしょう。
パイはいずれもすごい油脂でこれも揚げたような食感で、パティスリーのパイに比べればやや繊細さが足りない無骨な印象ですがしっかりした層に上にふってある砂糖の甘みと相まってとてもおいしい
アーモンドクリームも少しですがきちんとアクセントになっています。リンゴはあくまで飾りなのか?特に必要ない。パイがおいしい


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ブルーベリーのマフィン
これも朝買ったら前日のだったんです
フランスって焼き菓子を個別に袋に入れる習慣がないようで、その方がおいしい時もあるので何とも言えませんが、この手のものは次の日は乾燥するからなぁ〜
難しい所です。まぁ、温め直せば問題はありませんよ。
幅はそんなに無いけど、背が高いのですっごいボリューム


これでも2度買っているものは写真にとってないですから。実際はもっと沢山食べてます
こんなにシンプルでこんなにおいしいとは。。
完全に虜になってしまいました。ほんっっとうに美味しい
素材も、お菓子に対する姿勢も直球ですばらしいです
ローズベーカリーに行くようになってから、他のパティスリーに対する興味が薄れました
もちろん、私だってパティシエですから
綺麗なケーキを見るとすげぇな〜きれい!作ってみたいと思うし
ひねったひと味違うお菓子を食べるとなるほど〜と唸りをあげます
繊細なケーキに感動したり、斬新なフォルムに心奪われます
でも私が作りたいケーキはおそらく綺麗でも繊細でも斬新でもないのではないか。
お店を始めてから一貫して「毎日食べるお菓子を作る」を目指して来ました
今でも変わりません。お菓子は毎日食べるものです。だから毎日オーブンを温めるのです
私が探していた答えの一片をここに見つけた気がしました
それは一片であり、全てではない
poohとローズベーカリーは違うけど、その振れの無い姿勢にあこがれを抱かずには居られません。
おいしいものを食べるというのは幸せなことです
それが毎日なら、なんてすばらしいことでしょう
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by pooh-gamo4 | 2007-03-13 05:29 | フランスのはなし | Trackback

美味しかった

私の中で一気に株を上げたピエールエルメ
というか、評価を保留していたので上げたも下げたも実は無いのですが。。
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エモーション・バニラ(だったかな〜)
これがすごく美味しくて2回目です
グラスデザートの可能性を一気に広げてくれたエルメ
すばらしい
1回目と2回目では中身が違ったのではないかと私はにらんでますよ。
一度目は下のゼリーもバニラたっぷりで、食感はちょっとモロッとした不思議な感じだった
二度目は下にバニラはない。上のババの水分が出ていることもあるけど、すごい水分
これでよく上のムースを支えるなぁと感心する位
下のゼリーが何味か分からなかったのですが、上のこってりしたバニラのムースとのコントラストがすばらしい
お店のお姉さんは上から下まで一度にすくって食べて下さいねと言う様な事を言ってました
滑らかなゼリーともってりしたムースとザラッとして水分たっぷりのババという組み合わせは口の中が幸せになります
よくぞこのバランスっ!
バニラの香りも強烈です



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エルメの看板商品のひとつイスパハンのシリーズ。これもグラスデザート
下はフランボワーズのムース(?)←あんまり説明書き読まないもんで。。
上はローズのジュレで中にライチがあります
フランボワーズの部分がとっても美味しい
なぜこれだけのボリュームで酸っぱくなり過ぎず、それでいてフランボワーズ特有の風味も失わないのかしら
グラスデザートにふさわしい柔らかーいゼリーもうれしいです
ライチは私の中では優しい味の果物という印象ですが、ライチって他のものとあわせた時にも意外に個性を失わないですね。可憐そうに見えて実は強気のお嬢さんって感じ
右側が、えーとさっぱりしたフロマージュブランのムース(?)+フレーズ・デ・ボワのジュレが中にはいっています
う〜ん。普通。


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またしてもイスパハンシリーズ
アイスバーのような外観のケーキ
エルメは少し前衛的なケーキを選んだ方が美味しいのかしら?と思い買ってみましたが
いまいちでした


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マカロンを買ってみた
左がオリーブ油(だってユイルって書いてあったよ!多分!)中にまじでオリーブのかけらが入っててビビった。でもこの塩味と甘みって結構合う
みぎが、分かりませ〜ん
エルメのマカロンはマカロン自体がすごく軽いです
メレンゲに近くてさっくりした食感


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ph3というお菓子かな?
これまたへんてこりんなフォルムでなぜボンボンショコラじゃ無くてケーキなのか実に不思議
中がチョコレートのムースだからでしょうか?
ガルニが少なくて残念。。


以前食べた3つのお菓子が異常に美味しくて(写真とってません。。名前も分かんない。。ひとつはタルト・オ・ポムだったんじゃないかしら)
色々試してみました
玉石混淆というのが今の所の感想です
フォルムが先行してしまったり、エキセントリックすぎるとちょっと私には受け入れがたい
普通過ぎる事をエルメには求めない。という難しい基準です
玉石混淆なれど全て食べてみたいと言う欲求をかき立てられるパティスリーである事も確か
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by pooh-gamo4 | 2007-03-13 04:12 | フランスのはなし | Trackback

ちょっと食べたもの

そろそろ帰国だというのに総括が出来ない。。
ふらふらしながら買い食いをして、ちゃんと写真を撮ったはいいけど記事をエントリしないままほってあったり。
私の労力がもったいないので日付け不明のままアップ
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店名が分かりませんが「h」と大きなロゴが特徴のパン屋さん
マレ地区のど真ん中にあって便利です(マレではよく迷うので目印になる)
タルトタタン
普通はリンゴは1/2カットでそのまま焼きますが、ここのは薄切りのリンゴをぎっしり並べて焼いています
そのぶん火の通りが均一になるね。なかなか美味しいです
歩きながら食べるにはタタンは向いてないってことが判明しました
手がベットベトになりました


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ジャン・ポール・エヴァンのフィナンシェ
以前お土産に買ったショコラ・アペリティフというセンターがチーズという変わり種のショコラがとても美味しいし、お土産でも好評だったので買いにいったら、あれって冷蔵保存しないとだめなんですって。今回はあきらめました
んで、フィナンシェ
見事な焼き色で、贅沢なフィナンシェの予感!
ややコシのあるフィナンシェで中がびっくりするほど白い
フィナンシェは日持ちするお菓子としてきれいに袋にはいっている姿を見かけますが
私はフィナンシェの外側のカリカリッとした食感がとても好きなので袋に入れるのは反対!
このお菓子は当日中に食べるのが一番なんですよ


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ア・ラ・メール・ド・ファミーユのパート・ド・フリュイ
古い高級駄菓子屋さんの風情が美しい。そしてめんどくさい名前のア・ラ(略)
全部ひとつずつ下さい。と買ったら何味かさっぱり分かんなくなった!
イチゴとかフランボワーズとか、分かりやすーいのは分かるんだけどね。。
パート・ド・フリュイはフルーツの果汁をペクチンとお砂糖で煮詰めて固めた物
日本で昔からある似たようなそれとはちょっと違うのです
とにかく柔らかくて酸味があってフルーティーですごく美味しい!
日本に帰ったらこれ作りたいなぁ。。


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番外。フレンチトースト
バゲットが余っちゃって、捨てるのもったいないのでフレンチトーストにして消費
どれだけアパレイユをパンに染み込ませるかが味の決め手であります!
出来立てはフワッフワのスフレみたいで美味しい
昔はフレンチトーストあんまり好きじゃなかったけど、何でかしら?こんなに美味しいものを。
私はジャムやコンポートと合わせるよりシンプルにお砂糖ふって食べるのが一番好き
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by pooh-gamo4 | 2007-03-11 17:54 | フランスのはなし | Trackback

プージョランのパン!

私は見つけましたよ。プージョランのパンを
私をこの仕事に釘付けにしたプージョランを。。。
プージョランさんは何年か前にお店をセッコに売りわたし、どっか雲隠れしちゃったのですが
どうやら卸の仕事をしているようです。
てっきり地方へ行ってお店を開いていると思ってた私は寂しいなぁ。。もう食べられないのだな。。プージョランのパンは
とあきらめていたのですが、以前ローズベーカリーがとても美味しくて、何度か足を運んでいます(お菓子の話はまた今度)
本を出しているようで、美味しかった記念に買って帰りました
その中にプージョランさんが!!!!!!!!!!!!!!
アンタ何してんの!こんな所で!!
そう、ローズベーカリーにもプージョランさんはパンを卸していたのです
衝撃..かっこ良くなったなぁ
プージョランさんはもともと男前ですが、貫禄がついて職人らしい重厚な面構えになってた。
んで、今日早速食べて来ました
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土曜日だし、のんびりブランチが良いなぁと10時くらいにお店に行くと
まだ空いててゆったりな雰囲気

ちょうど通路になった席で、お店の様子が見渡せます
土曜日の朝だっちゅうのに店売りの方は結構急がしそう
店員さんがひっきりなしに移動してますが、なぜだか落ち着く雰囲気です



d0066821_20161386.jpgお店の壁はどこぞのアーティストのものか?
他に飾りらしい飾りも無いお店で唯一の色
うるさくなくってなごむ
今回お菓子食べるだけで精いっぱいの一年だったからほとんどレストランとか、カフェに入らなかったんだけどこう言う所ってすばらしいなぁ
空間を楽しむ。人が落ち着ける場所があるってすばらしい
働いている人も血相変えて働いてる感じじゃ無くて余裕があって白いエプロンが視界に入るのを見てるだけでうれしくなっちゃう


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ぷ。ぷ。ぷ。プージョランさんのパン!!!
4切れ!+お店のチーズスコーン
ちょー旨い。少し酸味のあるパンで私は普段はあまり酸味のあるパンは食べませんが、食事には合うよね。ツーか旨い。ちょっとトーストしてあってそのままでも美味しいし、ていうか外側のクルスティヤーンなところが劇ウマなんですが!底のガリガリッとした所とか本来なら苦くなりそうなのに「ここに全ての旨味があるぜっ」ぐらいな感じ。ちょー旨いバター要らん!んで食事のプレートもすげー野菜がうまいちょっと焼いてるだけなのにトマトもキノコも甘みが強いし目玉焼き黄身が完全生ですよ。白身も生っぽい所あるし。私目玉焼きには胡椒が欠かせないと常日頃思っておりますがこの卵自体がめっちゃめちゃうまいのでなんも要らん!そのままナイフを入れたら黄身がドバーッと流れッちゃってそれをプージョランさんのパンですくってちょっとバター乗っけて胡椒をチョビッと挽いて食った時にゃー悶絶!今死んでも良いぞ!チーズのスコーンも焼き立てで、スコーンはバゲットと同じで時間が経つ毎に味は落ちるのでありますが、朝で焼き立てだし、中にチーズを入れるというより、表面にチーズがふってあって絶妙な塩味と風味で食事にあうって!また温かいうちにバターをちょっと乗っけてキノコと一緒に食った時はもう!
しかもこのベーコン。ベーコンって言うより豚肉だろ。まんま!すげー肉厚で脂肪分は少なめで「肉でーす!」という強烈な主張とともにびりッと効いた塩味が良い!他の野菜や卵に塩が入ってないっつーか、ほぼ塩無し状態なのでこのベーコンと一緒に食べたらちょうど良い塩味になるのね!うまいうまい!これまたパンに卵の黄身ちょっとすくって、ベーコン乗っけて胡椒チョビッと挽いて食った時にゃ!パンの酸味がすげーうまいの!超合うッたら!たまらんうまい!!!
兎に角プージョランさんのパンもおいしいしそれに合わせる料理もシンプルだけど素材が良いからびっくりするほど贅沢な朝食って朝からパン4枚+スコーンに目玉焼き2枚なんてアホみたいに食うなって言うな。うめーんだよ一緒にたのんだ紅茶もたっぷり入ってていつまで経っても無くならない!腹一杯でお腹がぼがぼになる!幸せ!!ありがとうプージョランさん!!

朝から一人大興奮

プージョランさんホントにすごいな
うれしくなったなぁ!私のたった一人の師匠だもんな(働いたことは無いが心の師なの)
ずっと一年同じ土地に居たなんて!
あ〜こんな旨いもの作る人がいるなんてすごいよねぇ
私まだがんばれるわ。まだやれるって思える
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by pooh-gamo4 | 2007-03-10 20:43 | フランスのはなし | Trackback

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